(2005年5月号)
     縄文は200号,お天気よろず相談所は73号  '05.4.28
 
 雑報縄文の会は、98年4月に民営化され、その際、南青山会館に元気な100数十人が集まって、盛大な祝賀会が開催されました。ボクも参加させていただいたのですが、皆さんの超元気さにただ圧倒されるばかりでした。近くにお元気だった佐村大和尚さんがおられたので、少し話をした事も懐かしいです。そして、会から鈴木さんへの記念品として、チェンソー(目録)が贈呈されたりしましたが、その時は随分変わった物をと思いました。そのチェーンソーが、その後、上総夷隅の家で伸び放題になった樫や欅,杉やメタセコイア等の伐採に大活躍する事になろうとは、想像もしませんでした。その賑やかな会が、つい先日の事のように思い出されます。
 
 そして、その年の7月に、ボクは雑報縄文オカカエとして「お天気よろず相談所」を開設させていただき、皆さんから時々相談を受けたり、その報告を縄文誌に投稿したり、相談所を民営化したりしているうちに、もう7年が過ぎてしまいました。そこで、この間の掲載回数を数えてみたら、本年3月号までに73回ありました。
 その内容を見ると、当初はお天気そのものが中心でしたが、次第にお天気に関係した生活面や農業面へと話題が広がってきていました。これは、最近、インターネットで各地点別のポイント予報など、きめ細かいサービスが得られるようになったため、単なるお天気相談が減って、生活や農業との関係へ移っている表れでしょう。
 
 そして、その変化に合わせるかのように、大島会員が昨04年から夷隅の畑で、海水農法の野菜モデル栽培を開始しました。05年から水稲にも拡大することになったので、当相談所ではそれに協力していますが、その栽培の様子にお天気を絡ませたりして、相談所だよりを取りあえずは100回を目標にしているところです。 この海水農法は、既にたびたび紹介したように、無尽蔵とも言える海水から採り出したミネラルだけを使った、無肥料無農薬栽培で、近年悪化した農業環境を改善しながら超安全な農産物を生産する、人類を救う究極の農法と言われます。縄文誌面の節約のため、詳しくはホームページhttp://www.srenai.gr.jp/axiom/user/kazetaroの[4]の「最近話題の海水農法」に逐次更新して載せてありますから、それをどうぞ。
 
 そして、近年、温暖化などによって異常気象や気象災害が増加してきています。特に局地予報は、気象庁予報の守備範囲外?でもあることから「その他」庶民は、その局地気象災害から自分を守らなければなりません。そのためには、一層お天気に関心を持っていただきたいと、目出度い縄文200号をコトホギつつ考えました。