(2007年10月号)                           不都合な真実(アル・ゴア)    '07.9.24 

 9月3日気象庁は、今夏のお天気のまとめを発表しました。
しかし、 今夏の予報で残念なことは、せっかく4月に、今夏は暑くなりそうだと予報していたのに、7月にお天気がぐずついたため訂正してシマッタことです。
それがあの猛暑。長期予報は難しいようでして。                  
@そうこうしているうちに、9月6日〜7日には台風第9号が相模に上陸、坂東を縦断。  
その強風で収穫直前の梨が落果したり木が倒れたりして、大変な所もあったようです。
 しかし、ボクの集落では強風によって木が倒れたり、畑のニガウリの支柱が倒れたり、
ハウスのビニールがハガレたりした所なども見られましたが、割合小被害で済みました。
 カラカラだった畑は、大分荒らされたものの、ようやく潤い、播いてから10日以上も芽が出なかった遊喜そば畑もようやく芽が出てくるなど、恵みの雨という面もありました。
 そして、9月15日〜18日奥羽で大雨、21日は蝦夷各地で真夏日、22日江戸では32.3℃。
しかし「暑さ寒さも彼岸まで」ようやくシノぎやすくなってきました。 さて、                      

@不都合な真実:これは、本国の元副大統領アノアル・ゴアさんが世界各地で行っている地球温暖化防止のための講演を中心に、編集された映画です。 いいださんが本誌No.250号で報告されたように、人類がこのまま勝手な生活を続けていると、22世紀を待たずに生存の危機が来ます。 我々の生活には不都合でもこれは真実なのです。今までの右肩上がりの考え方を変え、CO削減対策に最優先で取り組まなければならないというものです。  それにしても本国には、こういう立派な考えの人達がいたり、ブッシュの方針に反して温暖化対策を推進する州が次々に現れたり、悔しいけどサスガニふところが深いと思う。  一方、倭の代官も最近「環境と経済の共存・・」などと温暖化対策を言い出しました。 しかし、越後屋に配慮して最優先課題ではなく、あくまで経済との共存。 しかも、その対策には具体的積極的な内容は無いけれど、まあ、温暖化対策の必要を言い出しただけでも感心だ、と思っていた途端、 何か他の不都合があったようで突然、代官職を投げ出してしまいました。  次に選ばれた代官は、多少バランス感覚や姿勢が良さそうな気もしますが、所詮は同じ穴のムジナ。代官の選び方からして、政策よりも勝ちそうな候補にムジナの群がナビいての軽薄エセ民本主義の危うさ。 期待すると腹が立つので、自主的な努力こそ大切ということで、  
B遊喜太陽光発電所のスタート第1ヶ月目:8月1日〜の発電量を下のグラフでどうぞ。 (月日は、8月1日を1とし9月30日を61とする通し日で表した平均気温は上総茂原)          

 

 8月の前半は好天が続いたので、連日のように15〜17kwhという好成績でした。  8月の後半〜は曇る日もあるようになったので、グラフは凸凹となりましたが、それでも8月の発電量合計は417kwh。 3kw型の平均的月発電量は265kwhぐらいだそうですからその約1.6倍。今後,これを上回るような月発電量は無いだろうと言われる程の記録的なものでした。 案の定、9月は1日〜23日までで221kwh。8月1日〜23日(計338kwh)の65%。大宮人佐藤米麿殿の発電所ではいかがでしたか。

 

C一般向け緊急地震速報:10月1日から気象庁は、推定震度が5弱以上の時にNHKのテレビラジオを通じて放送。一部自治体では同時に「防災行政無線」で放送するそうです。(偏西風太朗)