(2007年11月号)
好都合な真実(ノーベル平和賞) '07.10.18
チラホラ、北の方から雪の便りが届き始めるなど、清々しくも肌寒い季節になりました。
@まずは、初冠雪:夏が終わってから山頂付近に雪が積もり、それが、麓の気象官署から初めて見えた時を言います。天気が悪くて見えない時は見えるようになった時が初冠雪。
近くに気象台や測候所が無い場合も、とにかく遠くの気象台等から確認しないとダメ。
まあ各県に1箇所気象台があるので何とかなるようです。ということで今年の初冠雪は
・蝦夷地の大雪山旭岳(2290m)では9月25日、平年より1日遅いと旭川気象台。
・富士山は、10月6日平年より6日遅いと甲府気象台が発表。そして、坂東では例えば
・日光男体山(2486m)は平年が10月29日・・と書いてきたところで、ラジオが
・浅間山が10月17日、平年より11日早い初冠雪。前橋気象台が発表したとの放送。
@このような職員による観測種目としては、生物季節の観測もあります。
桜や梅の開花日、ツバメやホタルを初めて見た日、カエデやイチョウの黄葉日などを、 気象官署が統一基準で観測してきました。
これらは、環境の変化が動物や植物に与える影響などを、いち早く判断する指標となるものですから、地球温暖化対策などで今後、ますます有用な観測です。
それが、アノ改革の弊害で、観測種目や地点が大削減されています。
測候所はあと3年で消滅し全て機械化されます。房総は既に館山、勝浦が廃止されました。
銚子気象台がその地域も見張るそうですが、あの銚子ッパズレで房総全域をカバー出来るのかと疑問です。
しかし、これらは下々や地球に不都合でも、越後屋には好都合なので、そのように代官が改革したのですし、
それにもう決まった事をグタグタ言うのも耳順げないし。それより
Aうれしい好都合な真実:本誌10月号でゴアさんの温暖化防止活動を紹介しましたが、その記事に呼応したようなタイミングで、 彼にノーベル賞が授与される事になりました。
この受賞は、温暖化防止活動の進展、そして人類にとって大変喜ばしいことです。我が
C遊喜太陽光発電所も元気が出ようというものです。で、下の図をジックリ見て下さい。
(月日は、8月1日を1とし10月15日を76とする通し日で表した。気温は上総茂原)
8月前半は好天が続いたので、連日15〜17kwh。月計で431kwhという好成績。 9月は曇雨天の日が多くなったため発電量は計280kwhと、8月の65%に激減。 10月は曇雨天の日が更に多くて、前半15日計114kwh。この分では月230kwh? 上図により、9月〜10月は曇雨天が多く、晴天が少なかった様子が分かるでしょう。 (偏西風太朗)