(2008年4月号) 
                      暖かい春、心は早くも秋の収穫へ '08.3.29
             
・2月23日坂東では春一番:その強風で電車が止まったりケガ人が出たり。飛ばされた砂塵で市民スケートリンクが今年の営業を早じまいに追い込まれたりしました。そして、
南よりの強風で昇温した後の寒冷前線の通過後、江戸では17℃から6.8℃へ急降下。
 
・2月24日越中で「寄り回り波」という高波:これは越中湾が北に開いていて、水深が1000mもある深い海が迫っているという特有の地形のため、
北からの強風で発生したウネリや波が深い湾内に伝わり、急に浅くなった沿岸で高波となり被害が発生したとか。
 
・3月3〜4日は黄砂:漢国西部の砂漠から飛んで来たとは、地球の狭さを感じますね。
 
、今年は各地で随分早く開花:ただし、こういう職員による調査は、測候所の廃止でそのうちに半減、全倭で53地点になるとか。
桜前線がどうだとかの、悠長な「生物季節調査」等はやってられない、荒んだ世の中になったのかもしれません。
測候所が廃止されて自動観測では、視程(目で見通せる距離)、雲量など雲の様子、砂塵、雨なのか雪なのかミゾレなのかの判断、氷、霜、霜柱などの観測も出来なくなります。
イージス艦問題でも明らかなように、大事な時に役立つのは人間の目です。お天気では尚更なのに。さて、
 
@1月〜の気温推移(下図):3月は急に暖かくなり、平年より低温は5日〜8日だけ。
(月日は、1月1日を1とし3月31日を91とする通し日で表した。平均気温は上総茂原)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
A遊喜太陽光発電所:昨年8月1日〜3月27日までの発電量を、下の図で御覧下さい。
(月日は、8月1日を1とし3月31日を244とする通し日で表した。3月27日は240)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 そして、7月の洞爺湖サミットに向けて、倭の具体的なCO削減案も次第に固まってきたようです。口先だけの目標なのか、今後、新聞等を注意して読むようにしましょう。
 一方、家庭で出来る温暖化対策10の取り組み」というのがありますが、その中からまず何か1つやってみましょう。
例えばアイドリングストップ。信号待ち時間が5秒以上ありそうな時はエンジンを切るのです。単純な運転にゲームのような楽しさが加わるし、
次第にエコ人間になって、自宅のテレビばかりか、電気店のテレビさえ消したくなります。
 
Bいよいよ春本番、周囲では農作業が忙しくなってきました。ボクの今年のエコ稲作は、
昨年と同じ60aを作付け、そして安全安心。最小限の農薬と化学肥料で取り組みます。
 そのため、昨年多発した稲こうじ病とカメ虫が、今年は、大発生するかもしれません。
もし、カメ虫吸害の斑点米が混ざっていたら、虫食いキャベツが安全なのと同じと思って下さい。
4月21〜22日に田植えをして、9月初めには収穫の予定です。お楽しみに。