(2008年6月号) 
                       大地震とサイクロンの大災害  '08.5.21
             
 漢国四川省成都。ここは三国志の主人公?諸葛孔明の仕えた劉備玄徳=蜀の都ですね。
その北西約100kmを震源とする大地震が、5月12日に発生。
山がいたるところで崩れるほどの地震の激しさに加えて、レンガやブロックという地震に弱い家が被害を増幅させたとか。
死者不明7万人以上、被災者1000万人とは。まさに三国志の規模でした。
 この付近には、大きな活断層があって、今までもしばしば大地震が起こっていたというのに、やはり地方は貧しくて住宅の改善が進まなかったようですから、同情するばかり。
 その少し前の5月3日〜4日、ミヤンマーではサイクロン「ナルギス」の暴風、洪水、高波で死者13万以上。
こちらは軍政の弊害で、警報が出なかったり対策の遅れなど人災が被害を拡大させたとか。そして、貧しい人々が被害を受けるというお決まりのコース。
バングラデッシュ'70年の死者不明50万の再現。それぞれカトリーナとは桁違いの惨。
 
 大自然の前での人間の無力さ、小ささを思い知らされますが、とにかく、防災のための有効な対策は事前の備えです。
発生した後での公的機関の活動は、重機を使って大がかり、
派手で頼りになりそうには見えますが、残念ながら、人命救助にはほとんど役立ちません。
阪神大震災の例だと、
神戸市での死者の84%が建物の圧死で、しかもその92%以上が15分以内に死亡していたそうですから、漢国のような非木造ではもっと高率でしょう。
 ということでまず、タンス転倒防止用金具を数百円で買って取り付けましょう。さて、
 
@遊喜太陽光発電所:昨年8月1日〜5月19日までの発電量=日射量を下図でどうぞ。
(月日は、8月1日を1とし5月31日を305とする通し日で表した。最新日は5月19日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
A3月1日〜5月31日の日平均気温の推移↓(観測地は上総茂原。最新日は5月20日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Bボクの稲作ちばエコ米」の栽培状況:無化学肥料で4月21日に田植えをしました。
 その後、上図のように日射量が少なく、低温だったりして生育が遅れているようです。
 
 一方、長柄町の縄文体験田はいかがですか。今年は、従来の無肥料栽培から方針を転換、
例のEM菌発酵の豚糞を大量に投入しましたから、元気にスクスク育っているでしょう。