(2010年6月夕刊)  

    天候不順と地球温暖化の関係、そして稲作  '10. 6. 3  

 昨年暮れ〜数ヶ月は、雨が多かったり寒かったりの、不順なお天気が続いたので 今年の九十九里浜歩き大会は、どういうことになるのかと気懸かりでしたが、 大会当日は、薄晴れ微風、絶好のウオーキング日和だったそうで良かったですね。 さて、  

@地球温暖化というのに、この数ヶ月は逆に寒い日が多いのは何かという御質問。  
この冬(09年12月〜10年2月)は、寒かったような気がしますが、調べてみると暖冬だったし、 身近な地域の気温とか天候不順、数十年程度の記憶などと、温暖化を関連づけて考えるのは無理があります。
でも温暖化は、地球全体が平均して昇温するのではなく、お湯を沸かし始めると対流が起こるのと同じように、 変動が大きくなったり、異常気象が多発したりしながら進むのだそうですから。
その点最近の天候不順は、あるいは温暖化過程での一つの現れと言えるのかもしれません。
 なお、せっかくの御質問ですから、倭区が寒かった今年4月中〜下旬の地球全体の温度分布を調べてみました。 寒かったのは、漢の東部〜韓〜倭区付近に限られて、他の地域では高温や平年並みでした。
そして、地球全体の気候=統計や年平均気温推移のグラフを見ても、温暖化が着実に進んでいることが分かりました(図は省略)。  

A5年目の「ちばエコ米」栽培:4月19日に田植えをしました。  周辺の早植えの田では何と4月5日頃から。 しかし、その頃〜は寒い日が多かったり、霜が降りたりで、全体的に生育がかなり遅れています。
その中でボクの田は粗植え、少肥栽培ですから元気の無いのが目立っています。
この状況は毎年の事で慣れてはいても、余り収量が少ないと生活に影響して困ります。
そして、夏の予報では、北倭が低温の外、他の地域は大丈夫そうですから、その遅れもある程度は回復するかも。 次は  

B2年目の縄文米=俗称「古代米」 :こちらは苗作り→手植え→手刈り→オダがけ→足踏み脱穀→唐箕選→庭に天日干し→精米機での籾摺りと、ほとんどが手作業。
面白いし、昨年の好成績もあって今年は一気に面積を倍増、5月16日に田植え。  
2回目の人や全く初めての人など数人で、9時半頃から賑やかに始めましたが、 20〜30分後に、そのうち2人が相次いで田の中で転んで泥だらけ、 携帯がどうしたとか大騒ぎして脱落。
風呂に入ったりして陸上での見学に回って、残りの人達で続けました。
しかし、せっかく面積を倍増したというのに苗が大幅に不足して、約1.3倍増の植え付けで12時半頃終了。残りが空き地になってしまいました。
 その後、ボクの手打ちソバ。皆さん、うまい!おいしい!と喜んでくれました。
田植え後、1時半過ぎの遅い空腹の昼食でしたからね。今後もこの手で行こうカナ。

※1 この縄文米は「滋養強壮、老化防止、体質改善」等、多くの効能があるトカ。
※2 上記Aちばエコ米のお客様には、付録として少しずつお分けしていますから、  特にこれを注文しなくても、それを注文れば試食することが出来ます。どうぞ。  
Cまたまたアドレス変更:迷惑メール対策で昨年7月に、独自にメールアドレスを変更したばかりなのに、
今度は、プロバイダーが管内全体の迷惑メール対策とて、システムを全面的に更新したので、 アドレスが下枠内のように変更になりました。
たびたびお手数をおかけしますが、訂正の上、お米の御注文などに御利用下さい。(偏西風太朗)
メール=kazetarou@pu3.fiberbit.net , ホームぺージ=http://www.pu3.fiberbit.net/kazetarou