(2007年9月号)                猛暑:記録更新40.9℃    '07.8.19 偏西風太朗

            一方、食料自給率は40%割れ  

 坂東では梅雨明けが8月1日。平年より12日も遅くなりましたが、明けた途端に好天雨無しの猛暑。

これは梅雨明けの遅れを取り戻して、余りあるほどのものとなりました。

 特に8月中旬は全倭的に厳しい暑さとなり、気象庁が今年から設けた「猛暑日」という用語が連日のように使われました。

そして、その暑さが冷める間もなく次第に蓄積されて8月16日には頂点に達し、熊谷と多治見で40.9℃まで上がりました。

これにより、山形が1933年以来、実に74年間という長期保持した高温記録が更新されたのです。

 その山形の記録は、近年の温暖化から見て更新される日は間近だと思っていましたが、一気に2地点でそれを上回ったわけです。

その日は上総茂原でも最高気温が37.5℃。下図(平均気温)で30℃を超えて一番高い所がその日です。兎に角タダナラヌ猛暑でした。

 

 

 

 

 

 

 

このため、各地で熱中症が多発生したようですが、皆さんは大丈夫だったと思います。

この猛暑は、ラニーニャ(逆エルニーニョ)とかで→南洋が高海水温=対流活発→倭島付近に高温となって吹き降りて高気圧が発達する、

という図式で猛暑となったようなのですが

それに加え、地球温暖化による温度の底上げが進んだことも影響していると言われます。

そこでまた、地球温暖化対策という事になりますが、COを削減するしかありません。

@そこで、ボクは自主的なCO削減対策として遊喜太陽光発電所を建設し、7月31日11時から発電を開始しました。

ごく普通やや小規模のシャープ3.06型システムです。  これは、大宮人の佐藤米麿殿のシステムの約4分の3規模。

 発電開始時は曇りがちで、約0.7kwでのスタート。午後は晴れてきたので2kwぐらいまで能率が上がりました。

 そして、8月に入ると好天続きで、日発電量は概ね15〜16kwhという好成績が続いています。

このため日中東電に売るメータが、かなりのスピードでグルグル回るので、 この調子だと、月400kwh、年4000kwh、年十数万円の効果、COで700kg削減などと次々に想いが巡り、自然に笑いがこみあげてきて、健康にも良いです。 次は、

A食料自給率:某省が2015年に自給率を45%にまで引き上げるという目標を立ててありますが、それが上がるどころか06年度には、ついに40%を割ってしまいました。

 規模を拡大して国際的な価格競争力をつけるしか策は無いのでしょうか。価格競争ではどうしようもありません。

かつて工業製品でしばしば言われた「安かろう悪かろう」が、食料でも同じということが、分かっていても安い方へナビかざるをえない、時代に問題が。

 一方、ボクの「ちばエコ米」は、大分高そうですが、微農薬微化学肥料の特別栽培です。 農薬は除草剤だけで、かつ最小限(一般の約5分の1使用)まで減らしたので、一層安全に。

 全国食味鑑定分析コンクールで証明された、美味最強的粘り米をお試し下さい。

今年は、 出穂後の好天に恵まれ登熟が、かなり早く進んでいるので、9月1日〜3日に収穫予定。

※御注文をお願いするとともに、上記@遊喜太陽光発電所の御見学をお待ちしています。