畑 作2020年〜


         2020年産

※ 我が畑では、珍しく各野菜とも作柄良く、特に秋冬野菜は豊作で、食べきれないほど。
   野菜産地では、値下がりで収穫放棄の報道も。


――――――――― 風太朗による メンデルの法則の再々発見 ? ――――――


1 「ウズラささげ」を栽培していると、毎年、均一の粒色の種を播いても、出来る豆は、茶褐色に変色した粒が多数見られるので、
 2020年夏〜秋の栽培で、その変色割合を検討した。

2 11月に収穫後、成熟粒の一部を取り出して、正常粒と変色粒を分けた(下の写真)。
   

3 その結果は、正常粒:変色粒の割合となった。・・・ここで、考えた。・・・・・

4 これは、メンデルの法則再々発見につながる大発想なのかも?と。

5 ます、2021年には、正常粒と変色粒別に播いて、出現状況を観察してみようか、
  そして、それを数年繰り返して「純系」を得。その、

6 純系粒を播けば、正常粒のみが収穫できるようになるだろう。その一方で、

7 純系の正常:変色を交配し、観察などをしていけば、数年後には、

8 メンデルの分離の法則に、たどり着けるかもしれない・・・・・・と考え、

   翌年から,少し注意して観察したところ、この正常と変色粒はどうも・・・
  単なる正常粒:未熟粒の関係かもしれない。・・・・ しかし、
  粒の大きさは,両者ほとんど同じに見えるし・・・と、まさに愚考中。
 




          2021年産



 ――――――野菜の主な生育、作柄状況(全般に作業遅れがち)――――――

・ サト芋:例年だと猛暑カラカラで半枯れになるところ、8月の天候不順長雨などで、生育良好。多収
・ サツマ藷:今年は試しにバイオ育種の「シルクスイート」30株、「ベニハルカ」約50株。焼き芋用の2品種を植えた。
     植え遅れで初期生育悪かったが、次第に追いつき、まずまずの生育に。9月26日試掘り〜12月11日掘り終え。霜が降りてからで、 
     茎葉は暗褐色に枯れてしまった。ネズミの食害、約1/4あったものの多収
      その後、天日干ししてから、毎日のように焼き芋。晴天の太陽光発電利用。・・・・・何しろ売電単価8.5円/kwでは、使った方が良いと。
     電力浪費??しながら、超美味の焼き芋三昧・・・・・
・ ジャガ:4月12日植え付け。3品種計約60株。生育順調。→掘り取り6月9日、11日。多収

・ スイカ:植え遅れ、生育悪く低収。例年どおり小玉2株、大玉2株植えたのに、まともな玉3個とはがっかり
・ 枝豆:6月26日、10数m3畦に約150株植えたが植え遅れ=生育不良。実入らずほとんどカラ莢、11月11日採取。
          枝豆として食したのはわずかに、この日の1回だけ。栽培以来の超不作

・ 秋野菜:キャベツ、ブロッコリー、小松菜、ニンジン、大根、カブ、などほとんどが生育〜収量良好。・・・・・野菜産地の豊作貧乏が気になる程。 
・ ソラマメ:種を浸水し過ぎて腐らせるという大失敗。10月23日予定の1/3、約50株ほどしか植えられず、しかも植え遅れ=生育遅れ、実も育ちも悪く。→→・・・・・翌22年5月11日初採り=超低収。 
・ タマネギ:12月11日と14日に自家苗約180株(赤白)を植えた。・・・苗は小さいし植え遅れだが、それなりに育つのを期待しながら。→→超小玉で翌22年6月10日頃〜収穫。





              2022年産


1 主な畑作物

◎ソラマメ:発芽悪い上に生育不良で5月11日ようやく初採り。・・・超低収。

◎玉ネギ:播き遅れで、冬場の生育超悪く、小玉くず玉ばかり。

◎かぶ、にんじん



◎ジャガ薯:6月11日〜29日収穫。肥大良く、ネズミの食害も無し。多収

◎さつま藷
 ・「紅はるか」苗約80株植えた。根キリムシが苗の茎を食害で欠株10余。遅れて補植

 ・9月23日:試掘り。ネズミの食害も少なく、マズマズ。その後11月半ばまで、少しずつの収穫。巨大藷多数。

巨大藷多数。掘り遅れか?

中央=1.95kg
(間の小さい2本が、焼き芋に適する大きさ(270〜280g)


  ※2〜3週間干してから、11月〜毎日おいしい焼き芋を食べています。大きいのは適度に切ってから焼く。


12月6、7日頃の降霜で枯れ上がった茎葉。

これは、掘り終わる12月12日の状況。


何しろ,手が回らなくて、作業が遅れてばかりでして。





◎さと芋
  ・6月下旬〜の猛暑で生育不良。8月前半の天候不順で生育持ち直し。不良ながらも何とか肥大。
  ・11月3日:試し掘り。収量まずまず。

なす
  ・5月6日植えた(10株)。

草ボーボーの中で草:なす共存共栄、元気に生育。
後方のピーマンは、カメムシ害が無くて
むしろ草ボーボーが良さそう。

(8月29日の状況)


◎トマト: 〃   大小2株ずつ。・・・不作。

◎カボチャ: 〃  自生を含め約10株。実成り少な。
    7月19日初採り。

◎すいか:5月8日(大玉2,小玉2)植えた。
      7月23日〜収穫。計8玉まずまず。

◎きゅうり:生育不良でも6月下旬〜少しずつ採れだし、茎葉長持ちして多収。



落花生
  ・
5.25播種。

播種後1ヶ月:6月24日

草ボーボー


落花生の株の周りだけを草取り

小さい2列が落花生(元気な方は草ですよ)

6月24日

更に、畝間を耕耘機で除草

きれいになりました。

でも、後方や周囲は草ボーボー

8月25日

ずいぶん育ってきました。

右側にネギが小さく見え続けている。

  ・10月16日:収穫終わる。小玉多かったがマズマズ
       落花生は、少しずつ成熟していくので、粒の不揃いはやむを得ないところ。


コンニャク
 ・
5月6日植え付け

足元だけ除草した。 周囲は草ボーボー
生育順調。


7月22日

草ボーボーの中で欠株が・・・。


8月29日
近寄ってみると

根元が白く腐って、次々に倒伏。

欠株だらけ=ほぼ欠株

(8月29日の状況)

  ・11月11日収穫掘り取った。結局、コンニャク製造に適するまで育った芋は、ほとんど無し。近年に無い不作


◎黒枝豆
  ・6月27日、3畦に約150株植えたが、カラカラ畑で発芽超悪、約1/5。補植するも全く出ず。結局これも超不作。

◎ ハヤトウリ:マズマズ。

◎ ウズラササゲまあまあ。ショウガだめ。

◎ ソラマメ
  ・10月23日、今年こそはと植えた。しかし、11月半ばになってもまだ芽が出ない。
      結局、育ったのは約1/4。・・・それでも、数回食べたり分けたり出来た。

◎その他野菜:栽培多種類・・・猛暑干天でも、草ばかり元気。



果  樹
  

 ・ リンゴ、ブドウ、桃、栗などは草や虫に完敗。消毒しないと、どうもダメらしい。

 ・ キウイ:枝枯れから樹勢少し回復して、やや少ながら収穫できた。
 ・ 柿もヘタ虫?でほとんどが落果。
        
 ・ 梅、銀杏はマズマズ。
 ・ イチジクやユズは、すこしずつ採れて楽しみ。








            2023年 産

 畑 作

○ ネギ:ネズミの食害約1/3の大被害。
       〃   〃 残りを約100株に分けて植えた。

○ タマネギ:ネズミの食害始まったので、石灰窒素を食害した穴に少しずつ入れた。・・・効果や如何に。

○ キヌサヤ、スナップ:霜と乾燥で生育悪かったが、4月初めからすこしずつ採れだした。

○ ジャガイモ植え:3月8日。3月末には発芽揃い。
    〃  5月2日:イノシシ数株を試掘り・・・まだ小玉のため畑を荒らしただけ。
        5月28日、試掘り。29日〜雨続き。

○ 里芋植え:3月22日。
    ・9月〜の干天猛暑でほぼ全株枯れた。その後芽が出てきたのを虫が次々に食害、全滅

○ コンニャク芋:5月4日植え付け。

7月18日の状況

例年のように、ここまでは生育順調。
8月20日の状況

例年のように次々に倒伏
すでに、約2/3が倒伏

(地際から枯れ上がって、食用にならない)

 ※ 原因:対策を検討中

  ・9月〜10月の干天猛暑で、ついに全滅
  ・11月4日:掘り起こして見たところ、ほとんど腐って食用になりそうなのはゼロこんな酷いのは初めて。


○ サツマ藷:5月13日(紅はるか50株、シルキークイーン20株)。
      その直後、3日〜4日干天真夏日などで、葉や芽が枯れるし、根切り虫の食害も。生育悪→回復中。
    ・10月2日、初掘り。肥大マズマズ。その後時々収穫・・・ネズミ害もほとんど無く、多収
        天日干しや陰干しを10数日して焼芋、美味。すべて焼芋用に。



○ すいか:5月25日、大玉,小玉各2株ずつ植えた。
     大玉3個、小玉数個を収穫。お盆に先祖様に大玉を上げられて良かった。
   

○ 落花生:5月26日、前年並み2畦約130株植えた。
  ・10月2日、初採り。まだ少し早かった。11月〜が良さそう。収量マズマズ

○ 枝豆:7月3日黒大豆、約200株植えた。
    ヒルガオが一気に繁茂、茎葉だけでなく地中に根が蔓延。やむを得ず除草剤を施用・・・効果テキメン。
  ・10月27日〜採り始めたが、収量少。

◎ 5月6日〜15日:カボチャ、なす、ピーマン、トマト、ゴーヤー、はぐら瓜など植えた。

・ カボチャ:数株植えたが成り玉少ない上に、野生動物の食害で、散々な出来。

・ なす:生育順調。多収。その後10月頃〜虫害多発。

・ ピーマン:萎れて元気の無い株もあるが、マズマズだったが、10月頃〜虫害多発でダメに。

・ トマト(中玉):初期は良玉で良かったが、7月下旬〜ほとんど玉割れで食用にならなくなってしまった。

・ ハグラ瓜:干天で育たず。2株全滅。






 2 果 樹 ・・・・虫害多。農薬防除はしたくないし考えどころ。

・ 梅:毎年のように良く成って、梅干しや梅酒用に使いきれない。

8月3日の状況

今年の梅干しは、約20kg


・ 銀杏:植えて10数年、多数収穫出来るようになった。

・ キウイ:幹に虫が入って枯れ枝多数だが、ある程度の収穫を見込める。

・ 柿:ヘタ虫多発などで、毎年少収。

・ イチジク:草ぼうぼうの中なので、元気出ない。

・ リンゴ:植えて20年以上経ち、初めは少しずつ成りたのに、ここ数年は虫が幹に入ったりで枯れたり、
   育たなかったりで、全くダメになってしまった。

・ もも:5月9日袋かけ10数個。肥大悪く、しかも野生動物の食害もあって、収穫は3個のみ。

・ ブドウ:手入れ不良で枯れたり、成りなかったりでどうも。

・ ゆずは、少し採れだしたが、橙、キンカンなどは、どうも元気ない。

・ 栗:幹に虫が入ったりしてダメ。ここ数年実を採ったことが無いが、
   数年前植えた「筑波」に,何とか10個ほど結実・・しかし穫れたのは1個のみ。





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