09年〜15年のそば生産

          

          2009年産

・8月24日:播種。約1.5a。約1kg。・・・畑はカラカラ。

・8月31日:台風第11号が、房総東岸を通過。100mm超の大雨で、カラカラが解消。

・9月3日:ようやく発芽始まる。

9月9日の状況
9月26日の状況



・10月7日〜8日の台風第18号が、知多半島〜三河〜信州〜上州を通過したため、
その強風雨で、開花期のそばがのように全面倒伏
倒伏後、約3週間

10月29日の状況

・10月29日:刈り取り。・・・この倒伏では収量は期待薄。取りあえず作業場のヒサシの下に干した。

・11月8日:脱穀〜天日干し。お話しにならないような ・・・大不作。
 脱穀したら、粒が少ない上に不稔やクズ粒がほとんど。

 お話しにならないが・・・播種後の干天で発芽が遅れたことによる生育不足もあるが、何よりも開花最盛期の
台風第18号による全面倒伏=稔実阻害が、最大の要因である。

 これで全部。・・・計測したら4.8kg。
昨08年は、この状態で18kgあったのに比べ
約4分の1という大不作。

(11月9日、天日干しの様子)

   


・12月上旬〜:石臼製粉、試食。


       
            2010年産

8月17日播種:播き遅れないようにと、日程を調整して、約1aに播種した。
しかし、猛暑カラカラ天気続きで畑はカラカラ、芽が出そうもない状況。

・9月7日になっても芽が出ず。
 ようやく9月8日台風第9号関係の大雨。大分遅れたが、これで芽が出るかと期待している。

・台風第9号の影響で約45mmの雨。カラカラ畑も潤って、ようやく発芽。

・9月13日〜14日除草:そばの芽が出たのに、その出る前からヒルガオが一面に生え揃ってしまったので、
手でヒルガオの除草をした。

10月13日の生育状況

※開花最盛期というところ。
 2〜3週間後には刈り取りなのに、
大分遅れている。稔実が気になる。


・11月9日刈り取り:生育不足。不作を実感しながらの刈り取り。

・11月12日:脱穀。その後数日、乾燥して計測したら4.3kgでガッカリ。昨年4.8kg以上の不作。

・12月6日:ようやく石臼製粉。




            2011年産

・8月は、猛暑カラカラのお天気が続いたため、せっかく播種適期に播いても、雨が降らないことには
昨年のように9月12,13日に、遅い発芽ということになりかねないので、
今年は、播くのには少し早かったが、お盆の

・8月14日に播種:雨を待つことにした。そして、その見込みが当たって、

・8月20日、21日と雨。これで畑が潤ったので、まさに適期発芽になりそう。

・8月25日:一斉に発芽

8月25日の状況


・生育状況

9月3日
9月20日の状況
 少し茎が傾いてきたが一方向で問題無し。

傾きは、南東から北西向き。

が、しかし、この直後、

   

・9月21日台風第15号の強風:それも、上の写真の茎の傾きとは逆の南西〜西寄りの強風にあおられて、
グチャグチャに折り重なって倒伏。茎の折損は意外に少なかったものの、刈り取りにかなり手間取りそう。

・10月22日約半数の実が黒く成熟したので、

・10月28日刈り取りを行った。

・10月29日:足踏み脱穀。
 その後、天気が悪かったり、不在のため、シートでの天日干しが出来ず、作業場の2階に干す。

  玄そば重(収量)=13.5kg・・・・・この分では、約100食分が打てそうな、まずまずの収量。

しかし、十分な天日干しが出来ず、石臼製粉→試食が遅れた。


※ようやく試食※

・12月5日:石臼製粉。約1kgの玄そばから約800gのそば粉が得られた。
       その後の製粉を平均すると。歩留まりは、76.2%。

・12月6日:さっそくそば打ち〜試食。

〜〜〜〜〜これから、来年の4月頃まで、時々試食〜〜〜〜〜

 



            2012年産


 ・8月12日播種。どうも8月はカラカラお天気が続くので、せっかく早く播いたのに、
             これでも、芽が出たのは8月末。もっと早く播いて、雨を待った方がいいのかも。
 ・9月30日:開花最盛期なのに、台風第17号。やや倒伏した程度、被害小。

 ・11月1日:刈り取り。約2.5時間で終了。草丈はやや小さかったが、実入りは良さそう。
        直ちに作業場のヒサシの下に運んだ。

 ・11月10日:足踏み脱穀。

 ・11月14日:唐箕選。玄そば重12.8kgまずまずの収量。

 ・その後、天日干しをしようとしているのですが、何しろ土日中心の作業で、
 天気が悪く、11月23日になっても、まだまともな天日干しが出来ず、石臼製粉〜試食は12月になりそう。

天日干しの様子

(右上は、伝家の均し道具)

   





           2013年産

・玄そば収量6〜7kgという不作。年明け早々に打ち終わり。




            2014年産

・8月18日、種播き:収量20kg(ソバ200食分)を見込んで、約1.7aに播いた。 しかし、

 今年の夏もカラカラお天気が続いているので、雨待ち。

・この後、8月22日夜の雨など、下旬に適度の雨で、ほぼ順調な発芽。

 9月中旬には、この↓ように一斉に開花始まる。

9月19日の状況


 しかし、まだ開花中の、

・10月6日に台風18号、13日に19号と連続して台風が来襲、強い南寄りの風で
 全面倒伏、葉が吹きちぎられたりの大被害

・ 10月27日:刈り取り。ほとんど葉が無くなったままの成熟で、不稔、未熟粒がほとんどの感じ。

・ 10月28日:脱穀に足踏脱穀機を使うまでもなく、手での脱穀。

・ 11月2日:唐箕選。粗玄ソバ7kgと、面積を広げたのに逆に最低的収量。

・ 11月8日夜、石臼製粉→翌9日、ソバの試し打ち。

・ 12月上旬〜この少量にて多数の試食希望者に対応することになる。




        2015年産

・8月11日:カラカラ畑に、播種。雨待ち。


・8月17日〜の雨で一斉に発芽。

9月1日の状況



・ その後、台風などの被害もなく順調に育ったのに、

・ 10月20日:刈り取って見ると、意外に収量少なそう。

・ 10月25日:駄の量が少ないので、手で脱穀。

・ 風立てでゴミを飛ばして天日乾燥して計測したら、何と超低収3.8kgとは。
 記録的な低収だった2010年産を下回り、これでは試食用は3kg



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