2019年の水稲栽培 1 コシヒカリ(千葉エコ米14年目=レンゲ緑肥栽培6年目)  
                 2 縄文米(11年目) 


1 コシヒカリのレンゲ緑肥栽培・・・・・エコ米PR19
     
  
 (1) 2019年産、準備作業
    ・ 2018年9月2日、耕耘:稲ワラの全量すき込み。
     ・ 9月11日:レンゲ播種。播種量=レンゲ1kg/10a・・・過去5年の状況から見てこれで十分かと。
                  
 (2) 2019年2月18日:レンゲのすき込み。
     すき込みの後、1か月余り乾かしておいてから水を入れ、
   ・ 3月23、24日第2回目の耕耘。
   ・ 4月6日第3回目の耕耘。水持ちが良くなるよう十分に耕す。
   ・ 4月11、12日代掻き。

  (3) 田植え:4月19日。

  (4) 除草剤撒布:5月3日。 

 (5) 生育状況
※ レンゲ緑肥のみの肥料では初期生育が遅れるため不十分な中干となり、このため肥効が持続→稈長が伸び→倒伏の図式。
  このため、適期に中干しして肥効を止め、その分を出穂前約2週間に穂肥を施用して収量を確保しよう・・・・。としたのですが、

   やはり、初期生育が悪く、6月中旬から中干しする気にならず。おりから今年は特別の長雨続きとなり、生育が急速に進み、
  葉は濃い緑色になってしまい倒伏必至。
 ・ 7月18日、出穂の走りチラホラ。大減収覚悟で暗渠を抜いて落水。・・・これから収穫期まで40日余り、渇水状態となるでやってみることに

   最悪の結果にならないよう、稲株諸君のガンバリに期待しながら。


7・18の状況。       両田とも葉色が濃く、、特に右の田は周辺に比べはっきりわかるほど。・・・この状況での落
水。



 


8・4の状況    穂が出揃い、登熟最盛期。倒伏を心配しながら穂水を入れているところ。


 

  
 
全面倒伏:8月20日の状況
  ひどい倒伏なので、やむを得ず農業共済組合へ被害調査申請

(8) 刈り取り:長梅雨で登熟が昨年よりやや遅れ8月29日。好天だが、
    前日の雨で下敷きになった稲はぬれているしで、さすがの「新田野ファーム」の超高性能6条刈りコンバインでも、
   一時、ベルトから煙が出るほどに難行したが、それでも9時半ごろ〜昼休み後14時15分に終了。

  。翌日:玄米選別は大粒1.85mm、色彩選別機などで、検査は全て一等。ただし、くず米200kg/60aと多量。


 (6) 収量は7俵=420kg/10aと低めだったが、このひどい倒伏では、まずまずの収量だと、安堵.。
     
   

(次年産用) 

・ 10月10日:次年産のためトラクター耕、ワラ全量すき込み。そして、
          倒伏防止のためレンゲは播かず、次期は残留肥料でやってみて、不足があれば穂肥などで対応することにした。









縄文米の遊喜ザリガニ農法:肥料無農薬栽培11年目。しかし、ワラさえ還元しない

   完全無肥料栽培では、毎年ひどい低収量なので、今年は基肥に鶏糞堆肥を施用した。


           2019年


・ 1月29日:今までの無肥料、低収の反省から、鶏糞堆肥2袋=20s/1aを施肥。
       田が乾いていたので、耕耘機(タイヤ車輪)で耕耘。

・ 種子水浸:3月31日。

・ 播種:4月13日。

    その後、忙しくて苗床に潅水する余裕なく、乾いて半枯状態に。酷い生育ムラに。
   枯れては大変なので、毎日見に行っては潅水、何とか苗枯れを防いだ。

・ 耕耘〜代かき:5月6日・・・トラクターだと田が深くなって困るので、耕耘機での耕耘、代かき。
                   鉄車輪への交換は1人では無理となったので、妻に手伝ってもらったりして・・・。

・ 田植え:5月20日。 苗の生育遅れ部分の育つのを待っため、当初の予定から大幅に遅れた。

・ そして、田にはどうしたわけか、今年はジャンボタニシが多発。手で拾い道路でつぶしたり、拾ってはバケツに
   入れて(僅か2aの田なのに、バケツ2杯分も)潰して、畑へ運んで乾かして肥料にしたりした。

  その後も、暇を見ては「ジャンボタニシ」の駆除。・・・・捕っても捕っても、湧くように出てくる。
     特に、田面の深い所にタニシが集まって食害しているようで、2か所1〜2坪ほどが、欠株になってしまった。


・ 生育状況

7・13
8・4




・ 刈り取り:9月14日。田面が濡れていたので、バインダーの車輪は泥だらけ。諸般の事情で
           手が回らず、この泥は10.14ようやく落とした。

  刈り取った稲を自宅の庭に運び、17日まで晴れ間を見て天日干し。
      その後は、作業場のヒサシや軽トラの荷台などに陰干し。

・ 9月27日:脱穀。お出かけ不在などで、天日干し出来ず、作業場の二階に影干し。

        ・・・・各作業はなかなか進まず・・・

・10月5日:籾の天日干し。これで水分率14%未満となったので、

・10月8日:第1回目の籾摺り(約5分の1で10kg余りを得た。この分では予想収量=55kg)。 

・10月9日〜:販売又はサービス開始。





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