コシヒカリのレンゲ緑肥栽培11年目)・・・(千葉エコ米19年目)
(準備作業)
・2023年9月11日:3田(90a)耕耘。ワラ全量をすき込む。、
・9月25日:レンゲ播種(90a)。
・2024年2月3日:東田と南田耕耘:稲ワラ、全量すき込んだ。
北田は、レンゲの育ちが悪いので、もう少し育ててからすき込むことにした。
・3月25日:水入れ後、北田ののレンゲすき込み。東田と南田は、2回目の耕耘。
同時に、昨年、漏水が多かった北田と東田の畦畔際を漏水防止のため、トラクターを何回も耕耘したり、
穴を棒で塞ぐなどを行った。
※漏水ほぼ止まった。その後も漏水少なく、今年は大丈夫そう。
(1)代かき
・4月13日
(2)田植え
・4月22日:雨がまだ降っていたが、農協から苗が9時過ぎに届いたので、南田を10時から始めた。
午後南田へ、そして北田と一気に植え、18時30分終了。
・4月23日:4隅植え。
・4月25日:育苗箱の水洗い。U字溝に少し水が流れていたので都合が良かった。
〃 26日: 〃 を農協が引き取りに来た。これで、コシヒカリの田植え作業はは終了。・・・・次は縄文米を5月に。
・5月11日:除草剤施用(水が適量に入った南田北田)60a。カイリキZフロアブル500ml/10a。
・5月14日: 〃 (東田)30a。水量少なく遅れた。土の露出が続いた所にヒエが群生してしまったので、
その部分約10坪は、除草剤施用しながら手除草した。
(3)生育状況
・5月23日:レンゲの生育の悪かった東田と北田は、それぞれ西側の稲の生育が悪いので、硅酸加里を施用しようと
まず東田へ。撒布し始めたが、途中でミスト機のホースが抜けるという故障。それでも紐で縛ったりの応急
手当をして何とか東田は終了。・・・修理のため農協へ部品注文。
・5月29日:部品が来たのでミスト機を修理して、北田へ珪酸加里撒布(20kg/10a)。
・6月10日:生育の特に悪い東田と北田の西側など、それぞれ約3aに、有機追肥530特号を10kgずつ追肥した。
これで生育が改善することを期待。
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生育ムラ=レンゲの生育ムラによる (2024. 7. 4) |
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穂ばらみ期の状況・・出穂前約10日? 葉色が濃く見えるのは穂肥の効果もあるが むしろ曇天のため、かと。 (2024.7.10) |
・7月15日ごろ:出穂。好天、猛暑が続いているが、適量の用水で登熟順調の如し。
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・7月21日ごろ〜:周辺では、飼料用稲の刈り取り始まる。
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7月29日の周辺の状況 白い玉は、刈り取った飼料用の稲玉 |
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同上(飼料用の白玉が耕地全体に点在。) ※新潟魚沼産に勝るとも劣らない食味を誇る当地でも、長引く米余り対策でこの有様。 |
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7月29日:周辺の状況 左の、生育ムラの田は ジャンボタニシの食害激甚田 (こういう田が、所々にある。) |
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ジャンボタニシに食い荒らされた田 (7月4日) ・水温が高まると、ジャンボタニシの活動が 盛んになるため、田植えの遅い田は食害が大きい。しかも水浸の深い所にはタニシが集まるので、このように酷い状況となる。 |
↑写真は周辺の様子↑
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・7月29日:北の田またまた漏水。漏水止め作業をしたが、チョロチョロ漏水は止まらず。
・8月16日:台風第7号が房総東、約150〜200kmを北東進して警報出る程の、T日中大雨(約112mm)。
田に水が溜まったので、翌17日。約10日後に予定される収穫に向けて水口から落水、暗渠も水抜き。
生育ムラの東田、繁茂した部分を中心にやや倒伏。 南北田は、大丈夫そう。
その後、8月23日ごろ〜台風第10号の接近予報で、収穫作業が気掛かり。
(4) 収穫
・8月24日:刈り取り。(前年より4日早。栽培史上最も早い刈り取り。
・8月25日籾摺り: 10a当たり収量447kg。(千葉県平均569kgの78.6%)
・品質検査:今までどおり1等。
・8月26日〜:販売、発送。・・・米不足で売り上げ好調。
(5) 次年用準備
・9月6日:東田耕耘、
・9月8日:南北田〃。
・9月28日:レンゲ播種(1kg/10a当たり)。
2 2024年産縄文米(古代米)の遊喜栽培(16年目)
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・栽培開始当初は、ザリガニが多発し雑草を食害したので「遊喜ザリガニ農法」と洒落こんでいたのに、
最近は、ザリガニ に代わって「ジャンボタニシ」が大繁殖、植えたての苗を食害し欠株多数。
(1) 耕耘: 1月 7日。田面が乾いているうちにと、ゴムタイヤのままで耕耘。鉄車輪への交換は重くて大変なので、
ゴムタイヤで出来て良かった。その後、水を溜め、
・3月31日:種子の水浸。 ・・・4月4日〜6日お湯に入れて=芽出し。
芽が出そうになってきたが、播種日の都合で水から引き上げ。
(2) 播種:4月11日。育苗箱5箱に播いた。苗の生育順調。、均平に育ったので、5月7日田植えまでに乾かないよう水田に入れた。
(3) 4月30日:手作業で代かき。
(4) 5月4日:ジャンボタニシ駆除のため、石灰窒素施用。約5kg/2a。
2,3日後〜、死んだ貝が大量に浮かんで、ゴミや泡のように南寄りの風に吹き寄せられ、絶滅したかと思うほど。
しかし、それでも卵などが多数生き残るわけで・・・・・・
(5) 田植え:5月11日。田植え機で約15分で植え終るが、機械植えは、準備〜後片付け機械洗い、補植などに半日がかり。
※小面積では全部手植えの方が早いが、手植えは疲れそうだし・・・。
(6) 生育状況
・6月1日:田植え前に駆除したのに、ジャンボタニシが大発生。苗の食害欠株が多数。余っていた苗を補植した。
・6月2日:ジャンボタニシ対策で、田水をほとんど落した。
この落水で食害活動ストップ。・・・その間に苗が生育することを期待しているが、水無しで生育はどうか?
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欠株や生育ムラ (2024.7.4) |
・7月20日:出穂。田はカラカラ、登熟悪そう。
・8月16日:台風第7号の約112mmの大雨で、水が溜まり、稲はようやく一息つけたようで良かった。
(7) 刈り取り: 9月7日。
(8) 脱穀: 9月 14 日。
(9) 籾摺り: 9月17日(第1回=約1/3)。残りは籾で保存しておき、出荷状況を見ながら行う。
・10月8日(第2回籾摺り=最終)。
(10) 収量:計=40.8kgと低収量だった。猛暑カラカラ水不足だったことから見てやむを得ぬところ。
(11)品質:高温障害により低品質(前年並み)。・・・低収量低品質とは情けない。
(12)縄文米の炊き方効能など
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